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2022年6月 6日 (月)

2022年6月3日:農園のクワの実

 

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農園の周りに自生しているヤマグワの実です。童謡(赤とんぼ)の歌にも出てくるクワの実です。ハーブのマルベリーという植物はこのクワのことです。今は赤く色づいていますがまだ酸っぱいです。この後紫色に変わると食べごろです。小さいですがとても甘いです。小さな実ですがとても甘いです。口の周りが紫色になってしまうのが欠点です。

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 こちらは、栽培しているララベリーです。クワの栽培品種で実はヤマグワの3〜4倍の大きさがあります。ただし甘さはほどほどです。まだ緑色でヤマグワより1週間ほど遅れて熟します。

2022年5月22日 (日)

5月21日のブルーベリー

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2020年5月21日の農園のブルーベリーです。写真はノーザンハイブッシュ系のレカという品種です。早生の品種なので一部は花が終わって小さな実がついているのがみえます。

ブルーベリーは、たくさんの品種がありますが、大きくはノーザンハイブッシュ系とサザンハイブッシュ系とラビットアイ系の3系統に大別されます。

 ノーザンハイブッシュ系はブルーベリーの代表的な品種で、酸味と甘味がバランスしたこれぞブルーベリーという品種が多いのが特徴です。育てるには耐寒性はあるが、日本の暑い夏は苦手です。ここ蔵王では、夏あまり暑くならないせいかよく育ち、当農園では約20品種ほど栽培しており、農園の主力品種です。

 ラビットアイ系は甘くて食べやすいのが特徴で、丈夫な品種が多く日本の暑い夏にも耐え、よく育つので関東以西のブルーベリー園では主力品種として植えられているようです。ただし、寒さにはあまり強くなく東北南部が栽培の限界と言われていて、ここ宮城のブルーベリー園ではあまり栽培栽培されtげいないようです。当農園では、約15品種ほど栽培しています。一般的に、ノーザンハイブッシュ系に比べて生育状況がよく大きくなるのですが、やはり寒さが厳しい年は凍害で痛み、収穫量が落ちます。

 サザンハイブッシュ系は、ノーザンハイブッシュ系とラビットアイ系のよいところを合わせもつ系統と言われています。ラビットアイ系と同様に寒さにあまり強くないのですが、極草生の品種があるのが大きな強みです。当農園では、早い時期の収穫を期待して試験的に5品種ほど栽培していますが、今のところあまりうまくいっていません。

プロフィール

フォトアルバム

阿部俊暢

宮城県仙台市出身。定禅寺通りのけやき並木と同じ1958年生まれ。2003年阿部代表とともに定禅寺ハーブギャラリーを開業。夢は世界中のハーブを集めたハーブ農場の開設。JAMHA認定ハーバルセラピスト、AEAJ認定アロマテラピーインストラクター。