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2022年4月

2022年4月25日 (月)

2022年4月24日:スモモの開花。

 ここ蔵王の七日原高原では、サクラが咲いたと思ったら今週はあっという間に散ってしまいましたが、サクラが散る頃に、やっとスモモの花が満開になります。

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 農園では、2016年の春に2本スモモを植えました。ソルダムとサンタローザという品種です。スモモは他の果樹に比べて比較的育てやすい果樹で、あまり虫もつかず木は順調に大きくなり、2〜3年で花が咲き始め、ぽちぽち収穫もできるようになります。しかし、昨年は花が咲いてからの寒の戻りの影響か実がつかなかったので、今年は期待しています。

 ここ蔵王では今頃はまだ蝶やハチなどの活動も少なく、受粉しにくいのかなとも考え、今年は受粉用にもう一本、ハリウッドというスモモの品種を植えました。

 ネットショップのカタログによれば、

 ”ハリウッドは、別名アカバザクラ(赤葉桜)とも呼ばれている。赤紫の葉が鮮やかな紅葉李(べにばすもも)です。果実は50~60gと小果ですが、果汁が多くてジューシー。赤紫色の葉と同時に五弁の薄いピンク~白花を咲かせ、また秋の紅葉も美しいです。

 と記載されています。花が多くたの品種の受粉樹にはおすすめとあるので、2〜3年後が楽しみです。

 

2022年4月17日 (日)

2022年4月17日、冬の戻り?

 先週は暖かい日が続き、当サイトの蔵王の農園でもやっとスイセンの花が咲いたと思ったら、本日の朝は、寒さがもどって氷点下になったみたいで、一面霜で真っ白で、霜柱も立っていました。開花したウメやヘーゼルナッツも霜でやられていないかちょっと心配です。

76db83c92b7f496c80ab997f65ce6745 191db90b00c14fb3b602f9e6571f8399一面の下と霜柱

 やっと咲いたスイセンも心なしが寒そうです。

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 ふもとの桜は、もうちりはじめていますが、ここ蔵王の七日原高原はこれから満開を迎えます。やっと遅い春の到来です。

2022年4月11日 (月)

2022年4月9日 梅の花の開花!

 2022年4月9日、やっと農園の梅の花の開花です。ここから車で10分くらいのふもとの蔵王町役場市周辺では、すでに1週間前くらいから満開ですが、当農園の梅はやっと一分咲きくらいです。

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 ふもととより約二週間程度遅いのは、まだたっぷりの雪で覆われている蔵王連邦の山々をわたってくる冷気が、ここ蔵王の七日原高原にたまるせいではないかと考えています。

 ここ七日原地区は、太平洋戦争後、南方パラオよりの引揚者が開拓した土地です。そのためこの辺の地名は北原尾と言います。この冷涼な気候での開墾作業は大変な苦労だったそうで、近所にその労苦をしのんだ石碑がひっそりと立っています。

 梅は2本あるのですが、そのうち1本はここの気候に合わないのか木が弱ってしまいあまり咲きません。梅は他花受粉なので、咲いている1本も実つきがよくありませ。

 たくさん収穫したいと思い今年は新たに2本植え付けました。無事に育てば3年くらいで開花するので、その時が楽しみです。

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2022年4月 4日 (月)

農園の野草。2022年4月2日

 4月2日の農園風景です。

 今回は、春の農園に真っ先に姿をあらわす野草、オオイヌノフグリとフキノトウ、ギョウジャニンニクについての紹介です。

(1)オオイヌノフグリ

 今回、最初に紹介する野草はオオイヌノフグリです。 オオイヌノフグリは春の風物詩、立春が過ぎた頃、陽だまりや暖かい風が地を撫でた時に明るい水色の小さな花を咲かせ、春の訪れを一番に知らせしてくれます。

 当サイトの農園でも真っ先に花を咲かせます。その小さな青い花を見ると、やっと春が来たかと心が和みます。

 オイヌノフグリは日当たりの良い土手や陽だまりで水色の花を咲かせます。ひとつひとつは小さな花ですが、群生して咲くと、日光にきらきら輝いてきれいです。

 今ではどこでも見られる野草ですが、オオイヌノフグリは明治の初めにヨーロッパから日本に伝わってきた帰化植物です。オオイヌノフグリという奇妙な名前の由来は、一説によれば、種の形が雄犬のフグリ(陰嚢)に似ているので、オオイヌノフグリと呼ばれるようになったということです。

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(2)フキノトウ

 フキノトウは、フキの蕾の部分です。花が咲いた後に地下茎から伸びる葉の部分がフキです。ほろ苦い風味が特徴の春の訪れを感じさせてくれます。 

 23年前からブルーベリー園でちらほら見かけるようになりました。今年は去年より数が増えたような気がします。しばらくこのままにしておこうと思っています。数が増えるのが楽しみです。

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(3)ギョウジャニンニク

 ギョウジャニンニクはタマネギやニンニク、ニラなどと同じユリ科ネギ属の多年草です。日本には近畿以北から北海道にかけて分布していますが、東北より南では高山でしか見られません。

 数年前に購入して植え付けたのですが、なかなか増えてくれません。人気の山菜なので、収穫して食べたいのですが、もう少しふえるまで我慢です。

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プロフィール

フォトアルバム

阿部俊暢

宮城県仙台市出身。定禅寺通りのけやき並木と同じ1958年生まれ。2003年阿部代表とともに定禅寺ハーブギャラリーを開業。夢は世界中のハーブを集めたハーブ農場の開設。JAMHA認定ハーバルセラピスト、AEAJ認定アロマテラピーインストラクター。