4月2日の農園風景です。
今回は、春の農園に真っ先に姿をあらわす野草、オオイヌノフグリとフキノトウ、ギョウジャニンニクについての紹介です。
(1)オオイヌノフグリ
今回、最初に紹介する野草はオオイヌノフグリです。 オオイヌノフグリは春の風物詩、立春が過ぎた頃、陽だまりや暖かい風が地を撫でた時に明るい水色の小さな花を咲かせ、春の訪れを一番に知らせしてくれます。
当サイトの農園でも真っ先に花を咲かせます。その小さな青い花を見ると、やっと春が来たかと心が和みます。
オイヌノフグリは日当たりの良い土手や陽だまりで水色の花を咲かせます。ひとつひとつは小さな花ですが、群生して咲くと、日光にきらきら輝いてきれいです。
今ではどこでも見られる野草ですが、オオイヌノフグリは明治の初めにヨーロッパから日本に伝わってきた帰化植物です。オオイヌノフグリという奇妙な名前の由来は、一説によれば、種の形が雄犬のフグリ(陰嚢)に似ているので、オオイヌノフグリと呼ばれるようになったということです。


(2)フキノトウ
フキノトウは、フキの蕾の部分です。花が咲いた後に地下茎から伸びる葉の部分がフキです。ほろ苦い風味が特徴の春の訪れを感じさせてくれます。
23年前からブルーベリー園でちらほら見かけるようになりました。今年は去年より数が増えたような気がします。しばらくこのままにしておこうと思っています。数が増えるのが楽しみです。

(3)ギョウジャニンニク
ギョウジャニンニクはタマネギやニンニク、ニラなどと同じユリ科ネギ属の多年草です。日本には近畿以北から北海道にかけて分布していますが、東北より南では高山でしか見られません。
数年前に購入して植え付けたのですが、なかなか増えてくれません。人気の山菜なので、収穫して食べたいのですが、もう少しふえるまで我慢です。
